タイ・チェンライMTBチャレンジ参戦記

山辺 雄三


第5回目となる大会に昨年に続いて参加してきました
昨年はついに参戦レポートを出さずしまいで...ようやくおもい筆?を上げることになりました

2月6日、準備がスローな私は出発ギリギリに荷作りを終え友人の迎えで空港へ
名古屋から参加は5名で一緒に搭乗手続きをして手荷物検査へここでX線検査マシンに
バイクの箱が大きすぎて通らず箱を開けての検査となりました。(関空は通りました)
昨年は関西空港からの出発でオーバーチャージを2人で2万取られた苦い経験がありましたが今年はツアー先が事前交渉してくれていて、25kg位までならOKということになっていましたので、その点は安心でした(通常国際線は手荷物20kgまで)

雪景色の寒い名古屋空港からタイ・バンコク目指して出発です



バンコクの風景です〜
まずはタイ航空の機内で出発の乾杯!と相成りました
タイビールの『SINGHA』これがうまい!

ようやくバタバタ準備から少し落ち着きを取り戻しました、時差2時間遅れのタイへ
6時間程のフライトでバンコク国際空港に到着です、ここからさらにレースが行われるチェンライまで国内線を乗り継ぐことになります。各空港からの参加者と出会い昨年参加の皆と久しぶりの再会をはたして、気分もいよいよ高まってきました。ここでタイバーツへ両替を済まして、しばしの時間フットマッサージで時間を過ごして、いよいよタイでも最北に近いところに位置するチェンライへと向かいました。

チェンライで入国審査を経て到着しました、バイクをトラックに積んで、人はバスに乗って宿泊先のホテルへ20分ほどの道のりを向かいました
チェンライの2月の平均気温は23℃と非常に快適なことが予想されます

受付を済まして、食事と軽く一杯で到着の乾杯をして部屋にバイクを運び翌日のレースに向けて組み立てをするところです

搬送中によるバイクのトラブルも無く
無事に組み立てを終え
あー疲れたオヤスミ〜zzz

7日朝、いよいよレース第一日目です!
バイキング形式の朝食をとって準備をしてホテル前からスタートです



ホテルの部屋前で出発前のショット
久々レースに少しブルー入ってます
スタートといってもいきなり始まるわけでなく、第一ステージまで皆で自由なスピードでおしゃべりしながら街中を抜けて郊外まで15kmほどフリーライドです。

昨年に比べ今年は曇りがちで
むしろ寒いくらいの天候で雲行きも少し怪しく降らないことを祈りました


写真提供、I島さん

そしていよいよSS1のレーススタートとなります、我々のクラスはインターナショナルクラスのA3(簡単に言うと30歳代のクラスです)スポーツクラスとファンクラスはここから別ルートでゴール地点で合流して昼食となります
A1、2クラスから5分遅れでスタートです。このSS1は昨年も走っておりほぼ同じコースなのでだいたい想像つきますが、まさにマウンテンバイカーの為のコースです
インナーロウからアウタートップまでギヤを余すことなく使い、走り終えるとご馳走様状態です

今年はツールの解説等でも活躍しているトップアスリートの『しらとたろう』氏が参加していないのが残念だぁ〜
クラス違えどフィッシャーの小笠原選手の出場はうれしい!ナイスガイです
スタートして最初はタイ特有の固い路面の赤っぽい土のジープロードを走り沢渡り(2,3メートル)をしながら徐々に山の奥地へと進んでいきますといきなり『牛!cow!ギュー』二頭が行く手を阻んでいるではないですか
牛は程なくゆっくりと進路を空けてくれました

『タイを走ってるんだな〜』と感慨もひとしおですが、レースはまだまだ始まったばかり、いつもながらスロースタートな私ではありますが全くスピードが上がらず先に立ちはだかる激坂を見ながら『練習しとけばよかった...』とポツリ

ライバル達はどんどん先へ行ってしまってるので、開き直ってチャレンジャー精神をモットーに納豆のように粘り強く、DISELエンジンのようなしぶとさで、ちょっと違う?

マイペース走行を続けると程なくガレバの下りになると、昨年逆転負けを喫して敗れたライバルというか戦友ローディーS君を発見しそのまま声を掛けて抜いていきました、
彼は絶好調宣言してましたが基本的にMTBを乗る機会が少ないようで自分としてはここでしか彼に勝てそうにないので頑張るしかないGOGO〜その後また難関が...

山村の飼い牛の落としたいわゆるフンが所狭しと落ちており、それを踏まないように走るのが大変です、踏めば減速必死!想像するだけで(*_*)です

ニワトリも当然放し飼いで...そういえばあのニュースを思い出しましたが、多分こちらでは、全くもって関係ないような...伝わっていないような...感じでした

その後の担ぎ区間もクリアして、山村のハイスピード区間に出てからまた登りが始まります、坂の上に坂がある状態に突入です『今年もやってきたな!』昨年は全く先が読めなかったのですが、ある程度心構えはあるものの遠方に見える坂を見ては...『思えば遠くへ来たもんだ♪』(古ー)足が攣らないことを祈りつつ走りました

昨年は登れた坂も今年はあまり無理せず早々に押してました(2日間走るためには無理は禁物)ようやくピークを過ぎて一気に山岳民族が暮らす民家横までシングルの下りです

シングルトラックはやっぱ楽しい!でも溝が所々にあってはまらないように気をつけながら下りきり、残り2kmの看板が見えました。昨年はこの後ミスコースで反対方向へ走ってかなりロスしてしまったので、慎重にルートをたどってゴールまで緩やかに登り

ようやくゴール!約28kmのSS1が終了しました




結果から言うとクラス1位のタイの選手は速くて早々にゴールしたようで2位でのゴールでしたが、今年もこのSS1を走りきれた喜びで一杯でした!

このレースのいい所は周回コースではないので景色が全て変化に富んでいるところがです

タイにも居ましたビートル号!
親近感湧くなぁ〜


ここでお待ちかねのランチタイムです!地元の方々が作ってくださるこのランチがおいしい!
フルーツはバナナとスイカでスイカが甘くておいしいです
昼食を食べ始めるのが少し遅れたのとメインの肉料理が少々からくてこなれないうちにSS2のレースがスタートとなってしまいました〜

SS2は川沿いにジープロードを下り吊り橋を渡って対岸を登り返すコースで基本的にスピードコースで約11.6km程のレースです

ここからがローディーの見せ場で自分はかなり苦手です、スタートして程なく胃の中で熱いものが感じられます『やばー』まだ消化できてないいい〜ィ
加えて回転系ぺダリングが全くもって苦手でミルミル離されていきましたが何とか3位でゴールあぁ〜疲れた、本日のSS区間終了

思い起こせば昨年もロードトレーニングを強化せねばと思いつつ1年経ってしまいました


この後はこの大会での見せ場でもありますエレファントライドです


写真提供、T橋さん↑
象の背中に各人MTBを持って川を対岸の下流へ渡るのです!

ゆうぞうタイでぞうに乗る!(さいちゃん風?失礼)

乗り心地は何というか...
大地が揺れる感じかな!?
象は目がカワイイです

しばしその不思議時間を、象の背中でゆるやかに過ごしました
昨年は3月に大会がありましたが今年は2月でそのせいか?川の水量が少なかったです
象とお別れしてここからホテルまで約25kmをフリーライドでアスファルト路面を帰ります、意外とこれが疲れた身体に効きますが、チェンライの農村風景を眺めながらおしゃべりしながらMTBで走るのは気持ちいいです
暖かいし自転車で走るのに適した環境と思います


ホテル帰る途中でみんなで買い食いシーン
ひらがなで『わぐわぐ』って書いてあるスカイブルーのジュースがおいしかった、ナタデココのような物が入っていました
わぐわぐって何だろうと皆で謎は深まるばかりなり、真相はまた来年かな...





本日の走行距離メーター読みで約80km久しぶりに見る数字でありました

ホテルでシャワーを浴びてホテル内のレストランで夕食をとりました
今日はトムヤンクンとライスを食べました、その後町へ出かけました

ナイトマーケットが人気で屋台がいろいろあって楽しいですが、明日もレースがあるのでお楽しみ宴会は明日という事で、疲れた身体には『マッサージでしょう!』

タイではマッサージが安くて気持ちよく、あちこちにマッサージがあるようです、ここチェンライではバンコクよりさらにこちらは物価が1/3程度なため1時間程マッサージを受けても200バーツ(日本円で500から600円ほど)
レースで酷使してかたくなった身体が徐々にほぐれていきます〜リフレッシュ完了!
ホテルへ帰って明日の準備とバイク整備(チェーンオイル程度ですが、土埃がひどいので)


8日レース第2日目、5時30起床で朝食を取る
天気が今ひとつで優れない、今日も降らないことを祈りつつスタートです
1日目の各クラス1位の選手はリーダージャージを着て走ります
今年は着れないからちょっと残念だぁ〜
SS3のスタート地点までフリーライドです、小雨が降ってきましたがスタート地点へ着く頃には止んだのでよかったです。このSS3が一番距離が長いのですが基本的にスピードコースな為、昨年はSS1より時間は短かったですが...
今年はさらにコースが延長されており、担ぎ区間が増えてるとか...何やら気がかりですが、スタートからリーダージャージを着るタイの選手に付いていくもじわじわと距離を離されていく、最初から頑張ったせいで何だか疲れてしまい後続から数人にパスされて一人旅がしばらく続きました、

路面はダートでも硬くしまっている為かなりのハイスピードセクションとなります、それからほどなく山の方へ入って行き町へ少し出てからまた山へ入っていきました、すると坂のピークから右へ入る指示があり、どうやらこれが延長コースのようで、硬く荒れた路面のシングルを延々登り下りを繰り返しながらも標高を稼いでいきました、このコースのお蔭で不調ながらも少しずつ皆に追いつく事ができました、しかしトップの選手の姿はついにとらえることはできませんでした...しかし『いつまで登るんだ〜』スタッフの面々の顔が浮かびました

やられましたね、笑い。ピークの補給のところまでようやくたどり着いて、そこからはハイスピードなジープロードのダウンヒルが数キロに続きまして、転ばないように慎重に下りきったところで、家畜の群れに遭遇彼らを慎重に追い抜て、残り2キロを位のところで沢渡りがあるのですが、一気に突っ込んだら以外と深くてバイクが半分ほど沈み『びっくりしたなもう〜』といいながら緩やかな最後の登りを走りきりゴールしました




トップには及ばなかったものの2位でゴールでき満足です。43.5kmのSS3が終了してここでランチです。

←写真提供、T橋さん

ランチの後はいよいよ残すところ最終SS4です

これまた苦手な約10km程のスピードコースで転倒に気をつけながらゴールをめざします〜
スタートからジープロードを下り
途中でアスファルトになったりもします、皆飛ばす飛ばす〜
途中ロードレース?!って場面もあり苦しいながらも楽しめました

対向してくるオートバイや車があってちょっと注意が必要だったりもしましたが...

最後はタイらしい風景の中、無事にゴールできました、感無量です
地元の人たちとふれ合ったり写真撮影したりと皆笑顔が絶えません

レースだけどレースじゃないみたいな...そんなフレンドリーな大会ですホント
あとはホテルまでフリーライドです



写真提供I上さん
そして最終ゴールです!完走メダルを受け取りMTBを軽く洗車して後の写真です〜

本日は70kmほど走りました。

この後はシャワーを浴びてスッキリして
パーティー&表彰式です


走り終えた面々がホテルの部屋の前で一杯やってます〜




写真提供I上さん
表彰式のシーンです、タイの選手に10歩及ばずクラス2位の成績でしたが自分では満足です

なによりこの地を今年も走れたことがウレシイのです!

今年は一人一人の表彰だったのがちょっと残念でした
MAXXISリーダージャージを着ているA4クラス3連覇の○一サイクルのIさんです!
凄いです〜昨年同様タイへ誘ってくれた本人であり感謝しています

一番右は同じ名古屋から昨年同様参加のI島さんでA4、2位です
2人はもはやこの大会の顔です

中央は地元タイでバイクショップを経営しているスモルさんです、タイのお母さん的存在でセブンのバイクで今年も元気に走られていました

この後は賞金2,000バーツを手にしてメインイベント?のナイトマーケットでの宴会になだれ込みました〜これなくしてチェンライは語れませんって言うほどに


写真提供I上さん
楽しい時です。屋台が一杯あってゲテモノも勢ぞろいです
見た目はまんまなものもありますがどれも結構いけます
もちろんそうでない美味しいものもたくさんあり、安くて美味しい屋台は最高です!


スタッフも全て皆一緒に楽しい宴会です
今年はちょっと寒かったですがよく飲みよく笑い〜時は過ぎていきました

この後、前日のようにマッサージに出かけました、時は既にミッドナイト

マッサージを受けながらスヤスヤと夢心地となってしまいました

深夜の帰りの足は『トゥクトゥク』です
昔のミゼットのような...(これまた古〜ッ)形の3輪の乗り物でこちらではポピュラーな乗り物です
運転手が若者だとスピードもかなりもので...スピード感満点です
数台で乗り合わせると『チキチキマシン猛レース』(知ってる?)
トゥクトゥクレースの始まりです

今回はベテランでとても安全運転なおじさんでした◎パチリと1枚


翌朝はレースもないのでゆっくり目に起床して朝食を取りながら、夕べの宴の話なんかをしながら、夕方の出発までの時間をどう過ごすか話しました、いわゆる観光です

僕らは町までホテルの車で行ってそこから、バスに乗って1時間半ほどの『ゴールデントライアングル』へ行きました、タイ・ミャンマー・ラオスの国境地点でもあり、その昔は麻薬の取引地点であったらしいですが、現在は観光スポットです



←アジアンムードたっぷりなバスに揺られて行きました

このゆるさがたまりません、日々時間に追われる生活に少し疑問を持つほど緩やかな時間に思えました



現地で食べたラーメン(ヌードル)がおいしかったです!値段はもちろん超〜リーズナブル
楽しい旅のそろそろ終わりを告げる時間となり夕刻にホテルを後に空港へと向かいました




夢から徐々に現実に戻るような...そんな感じです

レース中の写真は↓こちらの『思い出』をクリックしていただければ幸いです
http://www.ortev.com/mtb/


帰りの便は名古屋直行がその日なかったので、バンコクから福岡へ到着して国内線で名古屋へ乗り継ぐことになっていましたが、またここでもいろいろとありまして
自転車荷物が飛行機が小さいから載らないだの..5人全員の荷物は無理だの...
行きの名古屋空港同様、X線マシンに自転車ダンボールが通らない為、開封検査をして
また、国内線は手荷物が15kgまでらしく超過料金が要りそうな気配...

しかし1人1400円ほどだったのでよかったです

フックやジャブをもらいながらも無事に搭乗手続きを終えた後は...ここは博多、博多と言えばラーメンってな具合でラーメンをしっかり食べて、お笑い珍道中ご一行は無事に名古屋へ向けて出発しました





帰国日の日本は快晴で名古屋までの飛行機から中部国際空港を望むことが出来ました
『来年はもしかしたら、あそこから旅立つのかな?』と一人つぶやきながら...
無事に到着いたしました。

最後になりましたが
店長はじめ皆さんの応援を頂いたお蔭で無事に参加して来ることが出来ました
本当にありがとうございました。

来年は是非モックのメンバーからも参加者が出る事を期待しております!